10月8日


朝食をすませて、I氏が昔の仲間に電話連絡をとろうとするが、なかなかつかまらない。ようやく夕方にホテルで待ち合わせの約束が出来た。5人そろってさあ出発だ。
まずはインターネットで調べた旅行社に明日のアユタヤツアーの予約に行くことにする。スカイトレーンの駅に近いので、乗って行くことにする。切符の買い方や乗り方が分からなかったが、他のお客がするのを眺めてまねをする。旅行社では値切ってみたがダメだったが、JCBカードなら1割引にするとのこと。こんな事はインターネットには書いてなかった。やっぱり直接来て良かったな。ついでに夜のショーの予約もする。
もう昼近くなってしまったが、王宮のあたりまでタクシーに分乗して行くことにする。王宮からワット・ポーや暁の寺を見て回る予定だ。
王宮に着きさっそくトラブル。私だけ半ズボンで入れない。長ズボン着用で、はいていない人は借りて入るようになっている。う〜ん。面倒だし、ここは前に見たし。そうだ!バックパッカーで有名なカオサンに行ってみよう。と言うわけで単独で4人と別行動を取ることにした。
にわか雨が降り出してきたが、タクシーでカオサンへ行く。バンコクの普通の通りよりはよほどきれいな町並みで意外だった。看板に英語や日本語が多く、通行人も白人が多い。通りに面したお店でPAT TAIと言う焼きそばを食べ、裏手の通りに行くと、マッサージがあった。ビールの酔いも手伝い、陶酔状態でトラデイッショナルマッサージを受ける。1時間半で200バーツトと驚くほど安い。
夕方のホテルの待ち合わせまでに、頼まれたおみやげのバッグを買いにNarayaへ向かう。もうタクシーの要領も分かったので、カオサン通りのしつこいシクロの客引きを振りきって、表通りで流しのタクシーを停める。なにしろ市内どんなに乗っても100バーツ程度の腹があるから安心だ。1台目は日本語も英語も全くダメでおろされてしまい、2台目に乗り込む。エアコンも効いているし、メーターで料金も交渉しないですむ。移動はタクシーに限ると思っていたら、ちょうど夕方のラッシュアワーにあたり大渋滞になってしまった。これもバンコク名物だと窓の外の珍しい景色をデジカメで撮ったりしている内にようやく着いた。買い物をすませて、今度は早くて確実なスカイトレーンに乗る。バンコクの渋滞を考えればスカイトレーンは利用価値大と感じた。

Iさんの昔の仲間(正確には部下)が3人ホテルに来た。3人とも幹部になっていて、I氏との再会を喜んでいた。早速かれらの車で夕食のレストランに向かう。海鮮の店で、エビ、カニを腹一杯ご馳走になってしまった。しかもその後のショー会場までまた車で送ってくれた。感謝!
ショーはバンコク名物のおかまショーである。白人、日本人、韓国人などの観光客で席は埋まっている。見ているとこれがオトコ?と疑う美女?揃いで舞台狭ましとショーが繰り広げられる。かぶりつきの席だったが、冷房の風が吹き付けて途中から寒くて弱った。バンコクは屋外の暑さと室内の強力な冷房との温度差が大きすぎて、気をつけていないと体調を崩しかねない。ショーも終わり外にでるとまた雨が降っている。タクシーでひとまずホテルへと向かった。
ホテルに着くと時刻はもう12時近い。明日朝は6:30にアユタヤ観光の迎えが来る。シャワーをあびて早々にベッドに入った。昨夜はエアコンが効きすぎたので、今日は消して寝ることにした。