朝食は、日本でハワイ通の友達にすすめられていた、エッグスシングスに行ってみよう決めていた。朝早く行かないと満員になると聞いていたので、7時過ぎに歩いて出かける。ところがメニューを見ても何を頼んで良いのかよく分からない。オムレツとかワッフルが名物と聞いていたので、各々でそれらしい物を頼んでみた。周りをみると日本人の若いカップルや女性の二人連れが多い。隣のテーブルの日本人女性はパンケーキが5,6枚も載ってその上にクリームがどっさりかかったお皿を前にがんばっていた。どんな物がくるの か待つ内に運ば れてきた物は、オムレツの方はポークチョップと山盛りのフライドポテト添えで、ワッフルは3枚くらいにたっぷりとクリームがかかっている。ジュースとコーヒーも頼み食べ始めたが、量が多くてフライドポテトは大部分残してしまった。日頃、自分としては大食だと思っているのだが、ともかく量が多くて飽きてしまう。決して不味いわけでは無いのだが、頼み方が悪かったようだ。後から隣に座ったカップルはパンケーキ3枚にクリームがのり、それにコーヒーが付いたセットらしき物を頼んでいた。そういえば早起きスペシャルが3ドルと聞いていたな。きっとあれがそうに違いない。
まだ8時にようやくなったばかりで、帰りは来た道とは別の方向から帰ってみる事にした。カラカウア通りをしばらく歩き、右手の公園に入ってみる。芝生の中にある小道をたどっていくと、赤い花の咲いた高い木や、白い花が咲いた低い垣根があり、いつの間にか公園を通り抜けていた。部屋に帰り窓を開けるとクーラーはいらない。爽やかな風が吹き抜けている。時差ぼけもあるのか、眠い。ベッドに横になり眠りに吸い込まれる。まだ9時にもなっていないが心地よくまどろむ。すっかりリゾート気分にモードは変わっている、心がユルユルと弛緩している。
1時間も寝ただろうか、すっきりと目覚め、明日からのホテルの手配をすることにした。部屋の電話で問いあわせてみよう。お目当てのカイルアB&Bは電話帳に載っていなく、あっさりあきらめて次の候補エバホテルに電話する。J.スイートが90ドルとのこと。値切ってみるがダメで、明日からの2晩を予約する。 
部屋で昼食をとりながら、これから何をしようか相談する。自由に予定を立てられるのが良いな。時間も全く気にする必要がないし。
まずは足の確保と、ホノルルトロリーのチケットを売っているところから調べ始めると、隣のヒルトンにあった。定番コースを要領よく回れそうなので、早速行ってみる。さすがにヒルトンは広くて何棟もあり、どこでチケットを売っているのか見当もつかない。案内のところで聞いてみると、ここです、とあっけなく言われ4日間パスを購入する。
ヒルトンはホノルルトロリーの3ルートいずれもが通っていて、その足で来たトロリーに乗る。すぐにロイヤル・ハワイアン・ショッピングセンターで終点になる。ここがイエロー(ショッピングルート)、レッド(市内観光ルート)の起点で、日本語の無料ガイドブックもおいてあり、それを読んでルートなど研究する。次に来たレッドに乗り込んだ。カラカウア通りを右手にワイキキ海岸を見ながら走り、ホノルル動物園を周り走り続ける。運転手は英語でひっきりなしにしゃべっているが、よく聞き取れない。乗客は殆どが日本人だ。このまま乗り続ければぐるっと回ってまた元に帰るのだからと乗り続ける。木のいすなのでお尻が痛い。やがてトロリーはパンチボールの丘に上っていく。高いところから見る眺めはすばらしい、ワイキキの市街が一望に見渡せる。ビショップ博物館が一番遠い停留所でそこから帰路ととなるようだ。アラモアナSCに着く。ここは主要な停留所らしく乗り降りも多く、いすに座ってトロリーを待つようになっている。イリカイにも止まるので、ここで降りる。
夕方にまたABCで買い物をして、近所のみやげ物屋を何軒かはしごをする。部屋で食事をして、TVを見た。日本語番組が終わったので、チャンネルを回すとフラダンス大会をやっている。本式な様なので、ビールを飲みながら見ていたが眠くなり、12時過ぎに就寝。
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