3日目(7月13日ワイキキ)
7時起床。パンとジュースで朝食。ダイエーに妻の普段着を買いに行くことにした。歩いていくと日差しが強いせいもあり、結構遠くてつらかった。平日の午前中なのでがらんとして、すいている。衣類と食料を買う。食料はうどん、ふりかけ、それに梅干し等の純日本食。睡眠不足か二日酔いか、歩いて帰る気力が無く、タクシーに乗って帰る。初めてのタクシー乗車だったが、以外に料金は安かった。今日はホテル替えで、チェックアウト12時だが、荷造りを済ませてもまだ時間があるので少しベッドに横になった。
結局この部屋ではクーラーを使わなかった。窓を開けるとさわやかに風が吹き、気持ちの良い部屋であった。うとうとしている内に時間になった。ホテルの玄関に出るとちょうど来たタ
クシーに乗り込み、予約したエバホテルへ。街頭で手に入れた無料の案内雑誌の地図で場所を教えてすぐに到着。エバホテルはワイキキの東端で、ハワイアンワイキキ・ビーチホテルの裏手にあるこぢんまりとしたホテルだった。海岸までは歩いて数分の所である。フロントでは日本語が心フロントの外人にチェックインをすませてから「日本語上手ですね」と言ったら、「ここでは日本語できなければフロント勤まりませんよ」と言われてしまった。イリカイに較べるとだいぶ狭いが、簡単なキッチンは付いている。窓は小さくて僅かに海が見えるだけだ。
今回の個人旅行はホテルや食事を楽しむ目的でなく、将来ロングステイをするとしたらハワイはどんな具合か、少しは衣食住の生活をシュミレートするのも狙いだ。翌日ロビーで9月まで滞在するという年輩の日本人から話を聞いた。長期ではホテル代金は半額くらいになるようである。その方はもう何年もエバホテルで長期滞在をしているというのだから、や
はり短期の旅行者では分からないこのホテルの良いところがあるのだろう。従業員が皆フレンドリーで、アットホームな感じを受けたし、それなりに気楽で安心な居心地の良さがあるようだ。
昼食がまだだったので、浜辺への途中にあるラーメン屋「えぞ菊」に寄った。ハワイに来てまでラーメンとも思うが、ここのしょうゆラーメンは大変美味しい。日本でもラーメンは好きで、よく食べるが、これはなかなかの物である。食べ終わり、ワイキキの浜辺をぶらぶらしていると、アラモアナSC行きのワイキキトロリーが来た。いままで日用品と食料しか買っていなかったので、ショッピングに行くことにした。買物を終えて、4階のババガンプ シュリンプでえびを食べた。偶然入ったお店で、美味しいと思ったら、結構有名らしく日本人が沢山いた。またトロリーで帰るとカラカウア通りにはたいまつが灯り、昼とは違う賑わいを見せていた。