5日目(7月15日ワイキキ、カウアイ)
昨夜はEメールを出したりして、寝たのが1時ころになり、朝は9時過ぎに起きた。今日はカウアイ島に移動するのだ.フロントに11:45に空港バス
を頼んであったが、10時には準備が出来てしまい、時間まで浜辺へ散歩することにした。ABCでサンドウィッチと衛星版の読売新聞を買って、海を見ながら食べる。空港へのバスはミニバスだった。ワイキキのホテルを回り次々にお客を拾っていく。車内は外人ばかりで途中、一人旅らしい中年の女性にに話しかけられ、適当に会話するが、よくわからない。どうもいろいろ島を巡り帰るところらしい。こういう普通の会話がうまく通じない。もっと言葉がわかれば面白いのになと感じる。英会話を勉強しよう。空港は国際線より手前で、降りたのは我々だけだった。
アロハ航空のカウンターに並び、手続きをして、カウアイ行きの列に並ぶ。席は自由席で八分の入りの737は乗りこむとすぐに離陸して、青い海を眺めているうちに早々と着陸体制に入った。リフエ空港は出ても売店も何にもなく、降りた人はレンタカーの方か、迎えに来た車に向って行く。タクシーの案内所を見つけ呼んでもらう。アストンカウアイビレッジまでの車中で運転手がガイドをしつこく勧めてきたが、100ドル以上の料金なので断る。カウアインではワイメア渓谷かシダの洞窟を見てみたいと思っているが、ホテルでオプショナルツアーでもあたってみる積りだ。
チェックインをして、部屋に案内された。天井にはファンがゆっくりと回っている広い部屋で、落ち着いたインテ
リアはすっかり気に入った。ビレッジは3階建ての棟が幾つもラグーンの周囲に配置されている。我々の部屋は2階で海は少ししか見えない。しばらく休息して、まわりを散策する。海岸はワイキキと違い、素朴な自然そのもので、どちらを眺めても建物は見当たらない。ただ砂浜が続いているだけだ。波は荒く、果てしない海原から押し寄せてくる。ワイキキの海の明るいコバルト色と違い、濃く暗い青色の波がただ一面の海原から次々に押し寄せるさまにしばらく見とれてしまった。
夕食のあとテレビを見る。日本語放送がみつからず、適当にチャンネルをかえていると、プロゴルファーの丸山選手が優勝したとか、皇族がハワイに来たとかのニュースをやっていた。その後クイズなど見ているうちに眠くなり、広々としたベッドで眠りにつく。物音一つない静かな夜だ。
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