カトマンズの旅行社の前に朝8時集合し、チベットツアーの出発です。ツアーのメンバーはアメリカ婦人、イギリス人夫婦、ドイツ婦人と私の5人だ。うち男性は2人だけでした。ドイツの婦人は70歳で足が少し悪いようでした。 ラサ行きの西南航空機はほぼ満員でした。飛び立つとまず東に向かい、ほどなく北に方向を変えるとヒマラヤ山脈が眼下に見えてきます。右も左も素晴らしい光景です。 ラサのクンガ空港は標高3600mだそうです。降り立つと空気が澄んでいるせいか、遠くの山がくっきりと見えます。急に高地に降り立ったため、高山病を警戒してゆっくりと動きます。カタと呼ばれる歓迎の白いスカーフを首に巻いてくれました。 出迎えの車でヤルツァンポ川沿いにラサへと向かいます。道沿いには緑が見られますが、その向こうはただ赤茶けた大地が岩山まで続く荒涼とした景色です。 いよいよラサに到着です。急に近代的な街並みが現れてきました。 ホテルはチベット仏教の総本山とも言われるジョカン寺に近いところです。西蔵虹橋賓館と言いますが、エレベーターが故障中で、4階の部屋まで階段を歩いて登らなければなりません。1階分上がるのにも途中で息が切れます。のろのろと登山のように部屋に行きます。 じっとしている分には体調も特に悪くはないので、夕方食事がてら外に出てみました。目に付いたツェムンリン寺に入ってみると、ここは観光化されていないお寺で、僧侶が身振りで、奥の方まで見て行けと薦めてくれているようです。お参りしてお賽銭を置きました。 |
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