高野山へ
柿の葉寿司の製造元
まずは奈良から高野山へと向かいます。
残念ながら久しぶりの奈良も飛鳥も今回はパスです。
五条、橋本を経て九度山町で昼食の柿の葉寿司を買いたいと思い、売っている所を聞いて訪ねました。お店かと思って行くとそこは柿の葉寿司を作っている製造所での直売でした。
九度山町で買った柿もミカンも大変おいしかったです。
旅行の途中でその土地の美味しいものを買って食べるのは大変楽しいものです。
買い物をすませて高野山へと車を向けます。こんな山道だったかなと記憶のあやふやさを再確認しながらのドライブです。車の往来はあまりありません。
山を登りきると賑やかな街並みが突然現れてきます。
街中を抜けて奥ノ院の駐車場に車を停め参拝します。豊臣秀吉はじめいろいろな人の墓が並んでいます。
入り口から奥の院まで参拝客は多く、関西弁の会話が耳に入ります。
それでも参道の両脇は大きな杉の木も並びなんだか厳かな気分になります。
奥の院入り口
豊臣秀吉の墓所
浅野内匠頭墓所
奥の院
参拝を終えて次は龍神温泉へと向かいます。紀伊半島の背骨を抜けて行きますが、山道は行きかう車も無く快適です。
龍神温泉は美人の湯だそうです。前に来た時は温泉に入りましたが、今回は素通りで白浜へと向かいます。
吉野の山並みを望む
途中滝尻王子で中辺路の出発点を見ました。
熊野への参拝ルートを辺路(へじ)と言うそうです。
王子と言う名も面白く、皇族・貴人の熊野詣に際して先達を務めた熊野修験道の行者が祀った熊野本宮大社に対する支社(神社)のことらしいのですが、行者を守護する神仏が、童子(王子)の姿で現れることが多いので、祀られている神のことを王子と言いその名になったともあります。
滝尻王子
中辺路の出発点