準備編

出発までの準備は何度かの準備セミナーに参加したり、持っていくものを買いそろえたりしていました。
また英会話の事前学習として、ＮＨＫのラジオ講座もずっと聞きました。
語学留学になるので、イギリス大使館に学生ビザを取りに行ったりの準備もありました。
日付をクリックしてその日の日記を読めるようにもなっています。

6月22日(金)：ブログ開設しました 6月23日(土)：英会話教室を解約 6月24日(日)：研修事前準備セミナーに参加 6月27日(水)：研修校が決定 6月28日(木)：教材準備とポンド両替など 6月29日(金)：荷づくろい 7月3日(火)：別送荷物を送る 7月4日(水)：お金を送る 7月5日(木)：教材の新聞 7月9日(月)：出発前夜

6月22日(金)：ブログ開設しました

7月10日の出発まで20日を切ってしまいました。
12月までイギリスへ英語研修に行く予定なのです。リタイア後ですから留学ではなく遊学とのんびり構えていましたが直前になるとそこそこあわただしいものです。
それでも誘われて昨日は江ノ島沖にキス釣りに行ってきました。
ところで今まで海外旅行中の連絡や近況報告などはメールでしていましたが、今回は少し長くなるので、自分の日記も兼ねてブログを作ることにしました。親しい皆様にもこのブログをお知らせしようと思っていますが、一般にも公開もしていますので名前など本当に個人情報的なところは避けたいと思います。従いまして私をよくご存じの皆様、ブログでは私はhappy504ですのでよろしくお願いいたします。

6月23日(土)：英会話教室を解約

今回のイギリス行きは退職して早々に決めていました。
行く前にすこしは英会話も勉強しなくてはと駅前の英会話教室に話を聞きに行ってみました。イギリス人の講師と会話の面接をしてあなたのお勧めコースですと出された金額にはびっくりしてしまいました。駅前留学どころか本当の留学ができるくらいの金額だったのです。すぐに断りましたが相手は押しが強く、こちらも勉強しなければという気持ちがありましたのでつい講師とフリートーキングできるコースに入ってしまったのです。
しかし印象が悪かったのでそのうちに思いながら1回も行かずに放っておいたのです。最近新聞で騒がれているので全く行く気が無くなり解約の手続きをしてきました。入る時はすぐお金を払えと言いながら返金は2か月後とのことです。まったく！

6月24日(日)：研修事前準備セミナーに参加

今回のイギリス行きをあっせんしてくれたところでは毎月事前準備のセミナーを開いています。
私の参加するコースは前半2か月の語学研修と、現地の学校での日本文化紹介が後半2か月となっています。
今回のセミナーの内容が「教え方」だったので参加してみました。授業の実例として人気があるとあげられたのは、折り紙・習字などでしたが、そんなもの子供のころ以来やったことはありません。しかし英語での教え方を丁寧に教わるとなんだかできそうな気がしてきます。面白かったのは英語で落語をやると受けるということでした。これもちゃんとネタ本があり、暗記すればなんとかできそうです。ポイントは事前準備をしっかりやることですが、対象の生徒の年齢も受け入れ校の希望もわからない状態ですから事前準備もいまいち具体的にできていません。
ともかく道具だけは揃えて持っていくことにします。

6月27日(水)：研修校が決定

研修校とホームステイ先が決まったと連絡がありました。
Taunton（タントン）という町の学校です。地図を見るとロンドンから100キロほど離れたコーンウォル半島の付け根あたりで、有名なストーンヘンジの先です。
先方の案内を読むと生徒は１１〜１６歳で男女共学の公立学校のようです。
希望としては日本の習字、折り紙、昔話、子供の遊びや日常生活などと日本語と日本文化を紹介して欲しいようです。折り紙は用意してありましたがほかのものはこれから準備しなければいけません。
またホームステイ先は同じ学校の職員の家です。男の子二人で今までドイツ人を受け入れたことがあるそうです。家のルールが書いてあり、門限は金土曜日は午前２時まで、その他は午前0時までだそうです。
ともかく具体的になってきたのでどうなるか楽しみです。

6月28日(木)：教材準備とポンド両替など

午前中某企業の株主総会に出ていましたが、面白くないので途中退席して買い物に行きました。
教材準備のため東急ハンズで買ったものは、こま、ビー玉、お手玉、竹トンボ、紙風船、福笑いそれにお土産用の手ぬぐいなどです。日本の子供の遊びの教材ですがいまどきの子供はこんなもので遊んでいるのかな？
次に両替に行きました。お金は結構持って行くので用心のためトラベラーズチェックと少しの現金にしました。あとはカードで日本の口座から引き落とすつもりです。1年前に両替した時は1ポンド220円くらいだったのが250円と大幅に円安になっていました。物価が高いうえに円安と来てはイギリスでの生活は楽ではなさそうです。1ポンドの使いでがイギリスでは日本の100円くらいの価値しかないそうです。
その後日本語の初歩を教える教材を探しに麹町の凡人社という本屋さんに行きました。この本屋さんは外国人への日本語教育関係の本が充実しています。選んだのは日本語会話の入門書とあいうえおが大きく印刷されている表です。これでどのように授業するか考えなければなりません。
健康診断で少し血圧が高かったので、久しぶりに前に血圧でかかっていたお医者さんにも行きました。高血圧の薬は飲まなくても大丈夫だと診断され、ついでなので風邪薬だけもらって来ました。加えてこの日は歯医者さんにも行き一日中あわただしかったのですが、近所で買えないものが揃えられたので一安心というところです。

6月29日(金)：荷づくろい

ほぼ荷物がまとまったので荷づくろいをしてみました。
航空機に預ける旅行バッグには主に衣類や薬、洗面具など入れました。教材と食材などはEMS国際スピード郵便で送ることにしました。本なども入れたので20キロ近くもなり送料は2万円を超えそうです。
あとのノートパソコンやデジカメなどはデイバッグに入れて機内持ち込みです。コートなどの秋冬用品は9月になってからEMSで送ってもらう予定です。
土日でもう一度見直して月曜にはEMSを発送します。

7月3日(火)：別送荷物を送る

荷造りに手間取り、今日郵便局に連絡してEMSの荷物を取りに来てもらいました。20キロで3万円弱です。航空機搭載の荷物は20キロと手持ちが10キロですから合計50キロ持って行くわけです。5か月生活するわけですから、まあそのくらいにはなるでしょう。中身はコマなどのおもちゃ、食糧が10キロ以上含まれています。
どうも気候がよくわからないのですが、日本に比べると寒いようです。半そでやＴシャツは少なくして日本の秋の感じで着るものは用意しました。あと9月になったら寒さ用の衣類を送ってもらいます。

7月4日(水)：お金を送る

5か月も行くとなると結構お金も用意しなければなりません。どのようにして持って行くのが有利なのか、いろいろと調べましたが、結局ほとんどはイギリスの銀行口座に送金してそこから下ろすことにしました。
娘がロンドンで働いていますのでその口座に郵便局から送金しました。多額の現金を持ち歩くのは危ないのでトラベラーズチェックも用意しました。ポンドの現金は換算率が悪いので持って行きません。同じようなわけで日本の銀行口座からポンドで引き出す方法は極力控えようと思っています。極端に円高にでもなれば話は違いますが、こればかりはわかりません。
計算すると1000ポンドくらいまでならトラベラーズチェックがいちばん良いようです。

7月5日(木)：教材の新聞

学校で教える教材に新聞が良いなと思い、新聞店に出向いて店長に話をしました。以前にも退職した小学校の校長先生がやはり同じようなことで訪ねてきたとかで、お勧めの小学生新聞と中学生新聞を各20部無料でいただきました。ありがとうございます。小学生新聞はルビなどもあり、漢字・ひらがな・カタカナ・縦書き・横書きが混じる紙面を眺めていると良い教材になる気がしてきます。
もう荷物は重量オーバーなので後で送ってもらう便に入れました。
昨夜ロンドンの娘とインターネットのテレビ電話で話しましたが、最初の語学研修の場所は車で20分くらいの所らしいです。娘に頼るつもりはありませんがやはり安心です。それにしても見ず知らずの頼る人もいないイギリスに4年前単身で渡って生活している娘にいまさらながら感心します。

7月9日(月)：出発前夜

いよいよ明日出発となってしまいました。
成田空港へ宅急便で20キロの旅行バッグを送り出しましたが、まだ機内持ち込みが10キロあります。本当に目一杯の荷物となりました。あとはこのノートパソコンをしまえば荷造り終了です。
明日は10時発のフライトなので神奈川の我が家を出るのは朝5時ころとなります。成田は遠いです。
目ざまし時計を2個かけてこれからベッドに入ります。