8月30日(金)華城


西将台
目を覚ますともうお昼だった。地下鉄路線を調べて乗換駅を確認し、水原駅に行くことにする。ここが世界文化遺産の華城のあるところだ。
同行のWが乗換駅とかチェックしてくれるので楽だ。一人だと何から何まで自分でやるので気を抜く事が出来ないのだ。
地下鉄はすぐに地上に出て、1時間ほどに水原駅を降りると観光案内所がすぐ目に付いた。なぜか日本人は中に入るようにとの事で、脇から入ると年配の女性劉さんが華城の回り方をアドバイスしてくれる。話を聞くと華城を回るだけで結構時間がかかりそうだ。華城の規模は城の長さが5.7キロもあるのだ。しかも施設物は40ヶ所以上ある。これでは1日かかっても回りきれない。そこですすめに従いタクシーでポイントを見ることにした。タクシー代はメーターで最終的には22400ウオンだった。
まず最初に訪れたのは西将台だ。タクシーの運転手さんは日本語はできないが、車から降りて案内をしてくれる。歩いて見て回るのだが、華城は城壁のようにぐるりと130haの城内を取り囲んでいて、これでは見て回るのに時間がかかるはずだ。

          
民族衣装を着た人がいた。18世紀の建造された当時の雰囲気が偲ばれる。

華西門
次に訪れたのは華西門だ。西将台と違い
、タクシーを降りると目の前にあった。華城
の西の大門だそうだ。

華虹門
華虹門の7つの水門から水が
あふれる時に、虹がかかると言う。
天井は極彩色に彩られ鮮やかだ。 水原川が華虹門の下を流れている。

焼肉
ワールドカップスタジアムのそばの
焼肉屋を薦められていたので、遅い昼食。
なんと言っても本場の焼肉は美味しい。
韓国で食事をして嬉しいのは、料理を
頼むと、キムチとかいろいろと出てくる
事だ。
4人前食べてジンロも飲んで5400ウオン。

たらふく飲み食いして酔いもまわってきた。水原の観光案内所の劉さんがここを薦めてくれて
勘定の時に電話をするようにと言っていた。Wが電話するついでにソウルまでのタクシー代を
聞いてもらう。あまり高くないようなのでタクシーで帰ることにした。酔って気も大きくなっている。
高速道路を通り、半分寝ながらホテルに着いた。料金は37500ウオンだった。
夕食は街中の仁寺洞に出かけた。食べ終わり、うろうろしているうちに終電の時間も過ぎ、
タクシーを停めようとしても乗車拒否される。道端で手を上げて行き先と料金を交渉するようだ。
ようやく1台停まって、交渉する。日本語が分かる女性の運転手だ。しかし条件は厳しい。
来る時ホテルから11500ウオンで来たのに、30000ウオンだと言う。でももうかれこれ1時間近く
道端に立っていたので嫌とは言えない。まったく韓国はアジアだと変な感想を抱いて眠りについた。